単発バイトの中でも、引っ越しは特に高時給で人気があります。私も実際に働いたことがありますが、1日で12,000円ほど稼ぐことができました。
そんな引っ越しバイトですが、結論から言うととてもきついです。今回は、引っ越しバイトが具体的にどうきつかったを、実際に働いた経験に基づいてお話していきます。
※本記事は筆者の経験に基づく内容です
単発の引っ越しの業務内容は？
本題に入る前に、単発の引っ越しバイトについて説明します。
単発の引っ越しバイトでは、主にアシスタントとして引越しのお手伝いをします。引っ越しトラックに乗って現場へと同行し、社員さんの指示を受けてお家から荷物を運び出したり、新居に荷物を運びこんだりするのが主な業務です。現場によっては荷解きが主な業務だったりするようですが、基本的に力仕事であると思ったほうがよいでしょう。
力仕事だけではない！引っ越しバイトがきつい理由
力仕事である引っ越しバイトがきついというのは当然であるといえます。しかし、実際に働いてみると単に力仕事であることだけが理由ではありませんでした。
まず、引っ越し作業はとても忙しく、現場では非常に効率よく作業することが求められます。そのため、少しでも非効率的な動きをするだけでも社員さんから激しく指示が飛んできました。正直、こちらは引っ越し作業の研修すら受けていないただの日雇い派遣なのに…という気持ちになってしまいました。
そして、現場で実際に指示された作業が難しいことがありました。先に述べたように、私はただの日雇い派遣です。当然ながら引っ越し作業の研修も受けていなければ、マニュアルも何も知りません。そのような状態で現場でいきなり聞いたこともない名前の道具を持ってくるよう指示されたり、ろくに持ち方も知らないのに大きな家財道具を壁に傷一つも付けないように運び出すよう指示されたりしました。
以上に挙げたことは、引っ越しの現場においてはとても重要なことであるのは事実です。しかし、それを単発バイトで働きに来た私に求めるのは少し厳しいところがあったのではないかと思いました。また、日雇いの求人をしている経営側は現場のリアルを理解していないのではないかとも思いました。
引っ越しの単発バイトに向いているのはどんな人？
とはいえ、引っ越しバイトは高時給なのが魅力的です。では、どのような人が向いているのでしょうか？
まず、当然ですが体力に自信がある人が向いています。現場では重い段ボールや家財道具を大量に、絶え間なく運び続けなければならないので、筋力だけでなく持久力も求められます。
次に、指示を瞬時に理解し、素早く動ける人です。忙しい現場では、社員さんから様々な指示を受けます。それらをすぐに理解し、パッと行動に移せる人が向いているといえます。また、指示がよくわからなかったときに、その場で質問することも大切です。これに関しては職種にかかわらず大事なことですね。
最後に、多少理不尽なお叱りを受けても平気な人です。当日いっしょにお仕事をする社員さんによっては、忙しい現場でかなり厳しい態度になる人もいます。こちらが何か失敗したときや、慣れない作業で手間取ったときに叱られる事もあります。しかし、それは効率よくお仕事をしようとする姿勢からですので、注意やお叱りを受け止め、感情の面では受け流すことができればそれほど苦にはならないでしょう。実際に私が働いたときは、忙しい作業についていくのに必死で叱られても「ハイっ！！」と返事することしかできず、いちいち落ち込んでいる余裕はありませんでした（笑）
まとめ
単発の引っ越しバイトはいくつか思うところがありながらも、やはり高時給で魅力的なバイトです。力仕事で大変なバイトではありますが、1つ前の見出しで説明したことを意識すれば、バイト初心者にとっても充実したバイトになると思います。気になっている人は、引っ越しバイトに挑戦してみてはいかがでしょうか？
